夏休みが明け、学校が再開しました。オンラインで実施した全校集会では、「積み重ねることの大切さ」と題した講話を行いました。例として挙げたのは、江戸時代中期の学者・政治家である新井白石の父親が、白石に対して諭した次の言葉です。「米びつから一粒の米をとっても、お米が減ったかどうかはわからない。反対に、米びに一粒の米を加えても増えたかどうかはわからない。けれども、1年、2年、3年と毎日一粒ずつ加えていくと…」
「積み重ねていくことで、何かしらの成果があった」という実体験を中学校3年間のうちにできれば、その実体験自体が生徒たちにとって大きな財産になると思います。「三日坊主」を乗り越え、粘り強く頑張ってほしいです。