2022/09/20 | 色と人の常識 | | by 三尻中 |
---|
読書感想文で特選に選ばれた4名の作品に改めて目を通してみました。標題の「色と人の常識」は小説「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(ブレイディみかこ)を読んでの感想文です。私自身もこの小説を読んだことがありましたので、特に共感しながら感想文を読み進めました。
生徒の皆さんがこれから生きていくのは、これまで以上に、多様な考え方を受け入れ、共生することが求められる時代だと思います。「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」は多くの生徒に読んでほしい本の一冊です。作者の嶋多さんは、「単色ではなく、いろいろな色を混ぜて、自分の色をつくっていきたい」と話していました。とても大切な考え方です。