本校の学校区には麦畑が広がっています。今、麦の穂は熟し、一面が金色になっています。とても美しいと思います。この風景を「麦秋」と表現することを知ったのは、教員になってからのことでした。私が中学生の頃、学校区の麦畑はもっと広範囲だったように感じます。それでも、日常の風景として、立ち止まることもせず、すっと通り過ぎていました。この年齢になり「麦秋」という言葉とともに、初夏の風情を感じることができるようになりました。立ち止まり、写真にも収めてみました。6月に入るとすぐに、田植えの準備が始まります。夏本番も間近です。